2019年12月8日日曜日

2019年12月13〜12月14日公開の映画 

今週末公開の映画の中から、観る価値のありそうな作品をピックアップします。独断と偏見で選んでいますので、映画の面白さは保証できません。

今週オススメの映画
①エッシャー 視覚の魔術師
②家族を想うとき


「エッシャー 視覚の魔術師」
映画「インセプション」に登場する無限回廊を始め、トリックアートで世界的に知られるオランダ人版画家・画家マウリッツ・コルネリス・エッシャーの生涯、作品に迫ったドキュメンタリー。エッシャーの家族へのインタビュー、彼が遺した1000を超える書簡や日記、収集家の証言などから知られざるエッシャーの波乱に満ちた人生を丁寧にたどる。また、70年代のサイケデリック・ムーブメントの時代にエッシャーからの影響を多大に受けた、人々の日常生活の中に見られるエッシャーの影響など、その創造力の源泉をCGアニメーションの手法も取り入れ、さまざまな角度から探っていく。

「家族を想うとき」
「麦の穂をゆらす風」「わたしは、ダニエル・ブレイク」と2度にわたり、カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督作品。現代が抱えるさまざまな労働問題に直面しながら、力強く生きるある家族の姿が描かれる。イギリス、ニューカッスルに暮らすターナー家。フランチャイズの宅配ドライバーとして独立した父のリッキーは、過酷な現場で時間に追われながらも念願であるマイホーム購入の夢をかなえるため懸命に働いている。そんな夫をサポートする妻のアビーもまた、パートタイムの介護福祉士として時間外まで1日中働いていた。家族の幸せのためを思っての仕事が、いつしか家族が一緒に顔を合わせる時間を奪い、高校生のセブと小学生のライザ・ジェーンは寂しさを募らせてゆく。そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。


★オススメ
・エッシャー 視覚の魔術師
・家族を想うとき

★普通
・カツベン!
・ひつじのショーン UFOフィーバー!
・ある女優の不在
・シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢
・パリの恋人たち
・2人のローマ教皇

★ 微妙
・ジュマンジ ネクスト・レベル
・ぼくらの7日間戦争
・アクセレーション
・<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事
・再会の夏
・スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班
・タッカー

★  トホホ
・屍人荘の殺人
・妖怪学園Y 猫はHEROになれるか
・森山直太朗 人間の森をぬけて
・セブンティーン モータース
・大観覧車
・つつんで、ひらいて
・ツングースカ・バタフライ サキとマリの物語


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