2019年5月15日水曜日

2019年5月17〜18日公開の映画  

今週末公開の映画の中から、観る価値のありそうな作品をピックアップします。独断と偏見で選んでいますので、映画の面白さは保証できません。

今週オススメの映画
①アメリカン・アニマルズ
②僕たちは希望という名の列車に乗った



「アメリカン・アニマルズ」は、時価12億円相当の画集を大学図書館から盗んだ大学生4人を描いたクライム映画。実話を元にした映画は数あれど、事件を起こした張本人が出演している映画はかなり珍しいのでは。監督はドキュメンタリー映画出身のバート・レイトンで、本作が長編ドラマ初監督。ドキュメンタリーとドラマをハイブリットしたというだけでなく、スタイリッシュな映像や音楽を盛り込み、ハイセンスな作品となっている。通常の学園ドラマや、強盗映画とは一線を画し、一筋縄ではいかない作品。
「僕たちは希望という名の列車に乗った」は、「アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男」の監督ラース・クラウメによる最新作。1956年、東ドイツの高校に通う高校生2人が、西ベルリンの映画館でハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュース映像を目の当たりにする。高校に戻った2人は、ハンガリー市民のためにクラスメートに黙祷の実行を呼びかける。だが東ドイツでは、社会主義国家への反逆”と見なされる行為であった。生徒たちは、密告してエリートへの階段を上がるのか、それとも信念を貫いて大学進学を諦め、労働者として生きる道を選ぶのか、人生に関わる重大な選択を迫られことになる。
本作の俳優は新人俳優で結成され、そのフレッシュな魅力と、緻密なリサーチに基づく迫真のサスペンスと深みのあるドラマが見所。


今週の NO.1トホホ映画
①僕とケアニンとおばあちゃんたちと。


介護施設「あおいけあ」に密着したドキュメンタリー。上映時間70分。映画として公開するよりも、NHKか何かで放送した方が、幅広く認知されるのではないか?

★オススメ
・アメリカン・アニマルズ
・僕たちは希望という名の列車に乗った

★普通
・レプリカズ
・ガルヴェストン
・マルリナの明日

★ 微妙
・コンフィデンスマンJP
・英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19 ロイヤル・バレエ「ドン・キホーテ」
・コレット
・リトル・フォレスト 春夏秋冬
・ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス
・雪子さんの足音

★  トホホ
・居眠り磐音
・魔睡
・うちの執事が言うことには
・蒼穹のファフナー THE BEYOND
・ 最果てリストランテ
・僕とケアニンとおばあちゃんたちと。
・モラトリアム

 

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