今週オススメの映画
①永遠に僕のもの
②HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ
「永遠に僕のもの」
1971年、アルゼンチンで12人以上を殺害した連続殺人事件の犯人である少年をモデルに、ペドロ・アルモドバルが製作を務めたクライムドラマ。1971年のブエノスアイレス。カルリートスは、自分の天職が、窃盗であることに気づいてしまう。善良な父と愛情に溢れた優しい母は、まだやり直しが出来ると信じて息子を転校させる。新しく入った学校で出会ったラモンという青年にたちまち魅了されたカルリートスは、ラモンの気をひくためにこれ見よがしな対応を取り、2人はいとも簡単に殺人を犯してしまう。次第にカルリートスとラモンの蛮行はエスカレートし、事態は連続殺人へと発展していく。
アルゼンチン犯罪史上、最も有名と言われている連続殺人。「ブラック・エンジェル」「死の天使」と称された連続殺人犯カルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチをモデルにした作品。
「HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ」
『ムーンライト』や『レディ・バード』など話題作を世に送り出し、気鋭の映画製作スタジオA24が制作。ティモシー・シャラメが主演の青春映画である。父の死の痛手から抜け出せないダニエルは、叔母の家で夏を過ごすため、小さな町ケープコッドにやってくる。海浜でのバカンスを求めてやってくる都会人とも地元民とも馴染めないダニエルは、地元ではワルで有名なハンターとつるむようになる。複雑な家庭の事情を抱えているハンターだが、妹のマッケイラを守ることには命をかけていた。 「妹には近寄るな」とのハンターの言葉に怯えながらも、ダニエルは町で一番の美女マッケイラと密かに逢瀬を重ねるようになる。秘密のデート、初めてのキス、ダニエルにとって父を失った哀しみを癒し、自分を取り戻していくひとときだったのだが。
監督は本作が長編デビューのイライジャ・バイナム。彼は地元の大学に在学中に出会った二人の若者にインスパイアされて23歳のときに書いた脚本が高く評価され、映画制作の経験がないにも関わらず、監督に抜擢された。
今週の NO.1トホホ映画
①黒い乙女A
２部作構成にしないで、せめて一本にまとめてもらえませんかね？
★★★★オススメ
・永遠の僕のもの
・HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ
★★★普通
・ダンスウィズミー
・KESARI ケサリ 21人の勇者たち
・アートのお値段
・鉄道運転士の花束
・熱帯魚
★★ 微妙
・イソップの思うツボ
・命みじかし、恋せよ乙女
・感染家族
・ラブゴーゴー
★ トホホ
・黒い乙女A
・松永天馬殺人事件
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