2018年12月30日日曜日

2019年1月2〜5日公開の映画 

今週末公開の映画の中から観る価値のある作品を、テキトーにピックアップします。独断と偏見で選んでいますので、映画の面白さは保証できません。

今週オススメの映画
①シークレット・ヴォイス
②迫り来る嵐
 
今週公開の作品はこちら

洋画
ANON アノン
「ガタカ」「TIME タイム」のアンドリュー・ニコル監督が描いた近未来SFサスペンス。出演はクライブ・オーウェンと、アマンダ・セイフライド。ガタカという傑作SFを生み出した監督ということで、期待値は高いが、予告編の感じは低予算の安っぽさを感じさせる。「TIME タイム」よりかは中身のある映画ではあると思われる。

カラヤン・シネマ・クラシックス シーズン2018~2019「新年」
2018年に生誕110年を迎えた世界的マエストロ、カラヤンの生前のコンサートを最高の音質でスクリーン上映する「カラヤン・シネマ・クラシックス シーズン2018-2019」の第2弾。あくまでコンサートを映画館で観たい人が観ればよい映画。

ゲヘナ
「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」「パシフィック・リム」などのハリウッド作品で特殊造形を手がけた片桐裕司が初メガホンをとったショッキングスリラー。汚らしい感じの低予算ホラーで、暇つぶし程度にしかならない。

ザ・ナンバー
南アフリカ共和国に実在するプリズンギャング「ナンバーズ」の幹部に上り詰めた男の実話を映画化。ジョニー・スタインバーグの同名ノンフィクションを原作に、劣悪極まる刑務所環境と生々しい暴力をリアルに描き出す。未体験ゾーン映画たちの中では、まともそうな作品。

シークレット・ヴォイス
「マジカル・ガール」で世界的注目を集めたスペインの新鋭カルロス・ベルムト監督が描くミステリードラマ。今週公開の映画では、もっとも見応えがあると思われる。

ダーク・スクール
世間から隔絶された名門寄宿学校で恐ろしい現象に襲われる少女たちの運命を描いたシチュエーションスリラー。「レッド・ライト」のロドリゴ・コルテス監督が、「ラストサマー」の原作者ロイス・ダンカンの小説「Down A Dark Hall」を映画化した。

ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー
ホイットニー・ヒューストンの素顔に迫るドキュメンタリー。1980~90年代を代表する女性シンガーで、グラミー賞に8度輝き、全世界で2億枚以上のアルバム売り上げたホイットニー・ヒューストン。その輝かしい栄光の陰でボビー・ブラウンとの結婚を境に、薬物問題、複雑な家族問題などが話題を集めるようになり、2012年2月に48歳という若さで不慮の死を遂げた。ホイットニー・ヒューストン財団公認による本作では、ホームビデオなどの映像や音源など、膨大なアーカイブから未発表素材のほか、彼女の家族、友人、仕事仲間などの証言から、ホイットニー・ヒューストンの真の姿を紡いでいく。

マフィオサ
ハリウッドを拠点に活動する日本人監督・溝口友作がメガホンをとり、ロサンゼルス世界国際映画祭で最優秀ドラマ賞を受賞するなど各地の映画祭で上映されたクライムサスペンス。予告編を観た感じでは、安っぽい感じの平凡な映画。

ワイルド・ストーム
「ワイルド・スピード」「トリプルX」のロブ・コーエン監督、巨大ハリケーンの中で強盗を企てる悪党たちを描いたクライムアクション。災害ものと強盗ものを混ぜてとにかく派手にすればいいでしょ、という安直な発想で作られたゴミ映画の予感。

迫り来る嵐
経済発展に向けて社会が激変した1990年代後半の中国を舞台に、殺人事件の捜査に取り憑かれた男の運命を描いたサスペンスノワール。2017年・第30回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最優秀男優賞(ドアン・イーホン)と最優秀芸術貢献賞を受賞した。これは良さそう。

22年目の記憶
「1987、ある闘いの真実」「殺人者の記憶法」など韓国屈指の実力派俳優として知られるソル・ギョングの主演作で、韓国と北朝鮮の南北首脳会談のリハーサルが行われたという実在の報道記事から着想を得て、自身を北朝鮮の最高指導者と思い込む俳優の父親と、そんな父に翻弄された息子が織り成す物語を描いたドラマ。

マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!
イギリスの名優マイケル・ケインがプロデュースとプレゼンターを務め、今なお世界中に影響を与え続けるイギリスの1960年代カルチャー「スウィンギング・ロンドン」を描いたドキュメンタリー。ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フーといった大物ミュージシャンをはじめ、モデルのツイッギー、ファッションデザイナーのマリー・クワントなど、6年がかりで50以上のインタビュー撮影を敢行。


レッスル!
元レスリング選手のシングルファザーが、息子の反抗期などさまざまな問題に直面する姿を描いたスポ根コメディ。

邦画

YUKIGUNI
スタンダードカクテルとして広く親しまれる「雪国」を生み出し、大正から昭和、平成を生きてきた日本最高齢の現役バーテンダー・井山計一の半生を描くドキュメンタリー。
退屈そうやな。


劇場版総集編 前編 メイドインアビス 旅立ちの夜明け
つくしあきひとの同名コミックを原作とするテレビアニメ「メイドインアビス」の劇場版総集編2部作の前編。総集編の全編って後編もあるの?めんどくせえ。

日本列島 列車大行進 2019
日本各地の列車を紹介するビコムの人気ブルーレイ/DVDシリーズ「列車大行進」の第28弾。28作も作られていることが奇跡だわ。

列車大行進 大手私鉄コレクション 関西編
日本各地の列車を紹介するビコムの人気ブルーレイ/DVD「列車大行進」シリーズの一作。一本にまとめろよ!


列車大行進 大手私鉄コレクション 関東編
日本各地の列車を紹介するビコムの人気ブルーレイ/DVD「列車大行進」シリーズの一作。一本にまとめろよ!

れっしゃだいこうしん2019キッズバージョン
日本各地の列車を紹介するビコムの人気ブルーレイ/DVDシリーズ「列車大行進」にコンテンツのひとつとして収録されていた「キッズバージョン」を単独映像化。キッズバージョン?はぁ?!

ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow
大ヒットアニメ「ラブライブ!」プロジェクトの新作として2016年7~9月に第1期、17年10~12月に第2期が放送され、作品から生まれたアイドルユニット「Aqours(アクア)」も人気を集めている「ラブライブ!サンシャイン!!」の劇場版。
キモオタと一緒にどうぞ。

アストラル・アブノーマル鈴木さん
テレビドラマ版「この世界の片隅に」などで活躍する若手女優の松本穂香の主演で、全17話がYouTubeで配信されたドラマの再編集となるディレクターズカットの劇場版。
Youtubeドラマを再編集したもので、金儲けするな!

アニメ女子・外伝 藍の翼・カーレッジ
アニメ業界で活躍することを夢見る3人の女性を描いたオムニバスストーリー。かつてそれぞれ「AKB48」グループに所属していた藤江れいな、前田亜美、高城亜樹の3人が主演を務め、グループ卒業後初めて共演した。
AKBを出せばいいってもんじゃねえぞ!

おけちみゃく
数々の時代劇や文芸作品を手がける秋原北胤監督が、古典落語の「お血脈」と仏教書の「往生要集」を原案に、地獄から現世によみがえった豊臣秀吉と石川五右衛門が心を通わせていく姿を描いたファンタジー時代劇。発想が幼稚すぎる。


温泉しかばね芸者
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018で審査員特別賞を受賞したホラーコメディ。冴えない脚本家の村井実紗は、新しい台本を提出しては監督にダメ出しをされる日々を送っていた。全然笑えなそうなコメディだな。

熊川哲也 Kバレエ カンパニー 「ロミオとジュリエット」 in Cinema
熊川哲也が芸術監督を務める「Kバレエカンパニー」の公演を映像収録し、映画館のスクリーンで上映する「熊川哲也 Kバレエ カンパニー in Cinema」シリーズの第9弾で、Kバレエカンパニー設立20周年を記念して2018年10月に東京文化会館大ホールほかで上演された「ロミオとジュリエット」を上映。毎回したり顔で宣伝する、熊川哲也の根性は賞賛に値するよ。

世界一と言われた映画館
山形県酒田市に存在した伝説の映画館グリーン・ハウスについての証言を集めたドキュメンタリー。ナレーションを2018年2月に急逝した大杉漣が務めた。映画評論家・淀川長治が「世界一の映画館」と評し、足繁く通った山形県酒田市のグリーン・ハウス。テレビでやれよ!

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