2018年12月23日日曜日

2018年12月28〜29日公開の映画 

今週末公開の映画の中から観る価値のある作品を、テキトーにピックアップします。独断と偏見で選んでいますので、映画の面白さは保証できません。

今週オススメの映画


アイ・フィール・プリティ!


今週公開の作品はこちら

洋画
アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング  
「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」でゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)にノミネートされた人気コメディエンヌのエイミー・シューマーが主演。この手のコメディは、本当に外れがない。日本映画も見習ってほしい。

それだけが、僕の世界  
イ・ビョンホン主演で、落ちぶれた元プロボクサーの兄と天才的なピアノの腕を持つサバン症候群の弟が織り成す兄弟の絆を描いたヒューマンドラマ。よくあるお涙頂戴映画。

ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス  
人気ファッションブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のデザイナーで、エリザベス女王から「デイム」の称号も与えられたビビアン・ウエストウッドの生き様を描いたドキュメンタリー。
ファッションに興味がある人にとっては興味深い内容では?

カッターヘッド 真夜中の切断魔  
モーストデンジャラスシネマグランプリ2018の、エントリー作品。
湖畔の別荘で殺人鬼に狙われた母娘の運命を描いたホラー。特に目新しくもないホラーって感じ。

アタラント号 
短編を含めてわずか4作品しか残せず、29歳の若さで他界したフランスの伝説的映画作家ジャン・ビゴが1934年に発表した、遺作にして唯一の長編監督作。トリュフォー、カウリスマキ、エミール・クストリッツァ、ミシェル・ゴンドリー、ユーリ・ノルシュテインなど世界の映画作家に影響を与えた伝説の傑作。昔の映画なので、本当に興味のある人でない限り、オススメできない。

競泳選手ジャン・タリス 
ジャン・ビゴの監督第2作となる短編ドキュメンタリー。1931年に400メートル自由形で世界新記録を更新したフランスの競泳選手ジャン・タリスの強さの秘訣を分析する。当時は画期的だった水中撮影をはじめ、スローモーションや逆回転などの映像テクニックを使用していることから、後の「アタラント号」「新学期 操行ゼロ」の原点とも言われる作品。

新学期 操行ゼロ 
ジャン・ビゴが28歳の時に手がけた監督第3作。フランスの全寮制中学。教師たちは規則で生徒たちを抑えつけ管理しようとする。ついに我慢の限界に達した生徒たちは、自由を求めて“革命”を起こす。そのスキャンダラスな内容から12年近く公開禁止となった。

ニースについて  
ジャン・ビゴが1930年に発表した初監督作にあたる短編記録映画。ビゴが妻と新婚生活を送った南仏ニースを舞台に、美しい街並みの中でバカンスに興じる富裕層の生態を、庶民の姿と対比させながらエネルギッシュに活写する。

フェラーリの鷹
ローマの街を舞台にフェラーリやシトロエン、アルファ・ロメオなど人気の欧州車が多数登場し、ド派手なチェイスとクラッシュを繰り広げるカーアクション映画の伝説的一作。40年前の作品をリバイバル上映ということで、わざわざ映画館で観る必要はないか?


邦画 
こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
筋ジストロフィーにかかりながらも自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた実在の人物・鹿野靖明さんと、彼を支えながらともに生きたボランティアの人々や家族の姿を描いた人間ドラマ。難病ものという得てしてシリアスになりがちなテーマを、大泉洋を主演にユーモアを交えて描くところは評価できそうだが、テレビ局が作りそうなクサいドラマに仕上がってそう。普段映画を観ない人には楽しめるか。



0 件のコメント:

コメントを投稿