2019年7月18日木曜日

2019年7月20〜7月21日公開の映画  

今週末公開の映画の中から、観る価値のありそうな作品をピックアップします。独断と偏見で選んでいますので、映画の面白さは保証できません。

今週オススメの映画
①存在のない子供たち
②マーウェン



「存在のない子供たち」
貧しい両親が出生届を提出していないため、IDを持っていない。主人公は中東スラム街に住むゼイン、12歳。ある日、ゼインと仲良しの妹が、年上の男性と強制的に結婚させられてしまったことがきっかけで、ゼインは家を飛び出す。しかし、どの公文書にも記録が一切存在していないゼインは、学校にもいけず仕事もできない。やがて、再び家に戻ったゼインは、強制結婚させられた妹がなくなったことを知る。
主人公のゼイン少年を演じたゼイン・アル=ラフィーアは、シリア内戦の治安悪化から家族でレバノンに逃れたシリア難民の子どもである。撮影について「スタッフは愛情を注いでくれたし、僕を人間として扱ってくれた。演技が終わって家に帰るととてもしあわせな気持ちでした」と振り返っている。
世話できないなら産むな、主人公ゼインが放つ強烈な言葉です。貧困による人身売買や強制結婚を強いられる過酷な現実で、たくましく生きる12歳の少年を涙なしに見ることはできません。

「マーウェン」
2000年4月8日、38歳のマーク・ホーガンキャンプは、ニューヨーク州郊外のバーで若者から頭に酷い暴行を受け、瀕死で放置されているところを発見された。意識を取り戻した時には、成人後の記憶がほぼなく、食べる、歩く、文字を書くなど基本的なことすらできなかった。早々に公的な補助が打ち切られてしまい、治療を受けられなくなったホーガンキャンプは、脳に障害を抱え酷い後遺症(PDSD)に苦しみながらも、セラピー代わりにフィギュアの撮影を始める。自宅に作った空想の世界“マーウェン”ではG.Iジョーのホーギー大尉と5人のバービー人形が、迫り来るナチス親衛隊と日々戦いを繰り広げていた。地域の人々の理解と協力でマーウェンの写真は評価され、やがてマークの個展が開かれることになる。“マーウェン”で戦う勇気を与えられたマークは、避けていた暴行事件の裁判で証言しようと決意する。



今週の NO.1トホホ映画
①練馬ゾンビナイト


仮に面白かったとしても、上映時間52分の映画にお金は払いたくないな。

★オススメ
・存在のない子供たち
・マーウェン
・アヴリルと奇妙な世界

★普通
・天気の子
・チャイルド・プレイ
・工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男
・アポロ11 完全版
・グブラ
・ムクシン
・ラブン
・ムアラフ 改心

★ 微妙
・東京喰種 トーキョーグール【S】
・マスターズ・オブ・ホラー
・アンダー・ユア・ベッド
・イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ
・ポラロイド
・グレイテスト・サマー
・特殊部隊ウルフ・スクワッド

★  トホホ
・暁闇
・練馬ゾンビナイト
・PROSPECT プロスペクト
・もう走りたくない
・ロビンソンの庭

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